マルチサイネージを構成する部品①専用薄ベゼルディスプレイ
まぁ、あのぉ〜。
※マルチサイネージとは液晶を畳のように何枚も連ねたもの!
今日はマルチディスプレイのメイン部品と言える
「専用薄ベゼルディスプレイ」について。
マルチ専用ディスプレイの特徴は
液晶のベゼル(枠)を極端に薄くして、
結合部にできるラインを細くすることで
見た目の違和感を和らげることです。
ウチの場合は1面当たりのインチサイズを
複数ラインナップしています。
✅46インチ(2Kのみ)→参考価格:268,000円
✅49インチ(2Kのみ)→参考価格:260,000円
✅55インチ(2Kのみ)→参考価格:288,000円
✅65インチ(4Kのみ)→参考価格:568,000円
※結合部3.5mmベゼルの場合※価格は税別
の4サイズをご用意❣
価格(2021年8月現在)も記載していますが、
以下のようなポイントが挙げられます。
1)46インチよりも49インチの方が安い
普通はサイズが大きい方が高いというイメージですが、マルチ専用ディスプレイの場合46インチはあまり選ばれない(ニッチな)サイズであるため大量に生産をしない傾向にあるため、在庫が少なく価格にも影響している。
2)55インチ以下は金額にそれほどの開きがない
マルチサイネージを組む際に最も用いられるサイズは55インチ。ポピュラーゆえに生産台数も在庫も豊富にあり、低価格を実現している。
3)65インチはその他と比べて倍の価格になる
46インチ-55インチまでのモデルは2K(フルハイビジョン=解像度1920*1080)となるが、65インチのみ4K(解像度3840*2160)となり一気に値段が跳ね上がる。
このような事情から特に絶対の制約がない限り
ディスプレイは55インチがベターと言えるでしょう。
ベゼル幅については全ラインナップが
合計3.5mmとなっていますが、
最もよく使われる55インチのみ
0.9mmと1.8mmの極細ベゼルも用意しています。
ただ、ベゼルというものは
本来液晶へのダメージを保護するもの。
※人間で言う衣服みたいなものです!
なのでベゼルを極限まで薄くするということは
それなりのダメージリスクがあると思ってください!
仮に3.5mmより薄いベゼルを選んでも…
✅見た目はそれほどの違いを感じない
✅価格が一気に上乗せされる
※生産に高等技術が必要&製造リスクが高いため
という正直な現実があるので、私は…
絶対に3.5mmベゼルをおすすめしたいです!
ディスプレイの輝度(明るさ)は
テレビより少し明るめの500cd(カンデラ)が標準です。
ショーウインドウ越しに屋外へ向けて設置するなど
自然光の影響をもろに受けるような場合は、
カスタマイズで1500cdに
チューンナップすることもできますが、
当然価格は高くなりますし
そのような場合は無理に液晶を使用せず、
LEDビジョンを代用するなど
他の方法を考えた方がよさそうです。
ってことで、
では、また。
※次回「マルチサイネージを構成する部品②壁掛け金具とスタンド」に続く。