あのー。
今更ですがミツと申します。
どうぞよろしくお願いします。
社内では「ミツさん」なんて
呼ばれたりしておりますが、
前後ひっくり返すと
今何かと話題の「三蜜」でございます…
が、孤独と闘いながら、
0蜜状態でブログを書いているのです(汗
さて、今更と言えば、
そもそもサイネージって何なん?
ということを書いてないなーと、
4年目にしてやっと気づきまして…
連載(というより小分けにして記事数を稼ぐ)で
お届けしたいと思います。
【デジタルサイネージって何?】
「デジタルサイネージ」ってカタカナで書くと何か面倒臭そうな、よくわからんイメージを持つ方も多いと思いますが、あえて日本語訳すると「電子看板」って呼べると思うんです。
そう呼ぶと少し理解できるような気がしませんか?要約すると映像が流れる看板ってことなんです。ネットで調べると以下の3項目が揃ってデジタルサイネージと呼ぶらしいですが参考までに。
①デジタルディスプレイを使用していること
※補足:専用液晶ディスプレイやテレビ、PCディスプレイなど
②デジタルコンテンツを配信していること
※補足:要はjpgやmp4、movなどの映像データ
➂ネットワーク化されていること
※補足:インターネットなどで通信していること
と記されていましたが、まぁこんなことはデジタルサイネージって言葉を作った人が定義しただけで、特に➂なんて通信ナシでもみんなデジタルサイネージって呼んでるのが現状ですw
なので以後は通信ナシのローカル運用型もデジタルサイネージに含むことにします。
【映像の配信パターンは2種類】
インターネットなどの通信を利用し映像配信をすることを「クラウド型」と呼び、逆に通信を行わないものを「スタンドアロン型」と言います。それぞれの特徴をまとめてみます。
①クラウド型
サイネージ機器がある現場に行かずとも、遠隔地(例えば自宅など)からネット経由でサイネージ端末に流す内容を変更できるシステムです。
自宅や事務所にある操作用PCでコンテンツ編集を行い、サーバーへアップロードします。サイネージ端末側は常にアップロード情報がないか通信で確認しており、新しい情報があればダウンロードする仕組みです。
②スタンドアロン型
通信を行わないため、サイネージ端末まで行き配信内容を変更する必要があります。ご家庭でDVD鑑賞するときに、見たいソフトをプレーヤーに入れて再生するのと同じ要領です。
【デジタルサイネージのメリット】
今まで広告宣伝や情報提供の主流だった看板やポスターは、内容変更に時間と手間がかかることがデメリットでした。そのウィークポイントを解消し手間をかけずリアルタイムに内容変更することが可能です。
また静的で置物化されつつあり目立たない看板が、動きや音のあるサイネージに代わることで注目を受けやすくなるという部分も大きなメリットです。
そして現場スタッフの業務軽減で士気向上につながるという側面も持っています。
【デジタルサイネージのデメリット】
もうなんと言っても一番の懸念は初期投資額です。機材を揃えるのにある程度のお金がかかってしまいます。しかし設置後かかる費用は電気代と、クラウド型の場合はシステム利用料(1台当たりの月額使用料は数千円程度)に抑えられるので継続的にポスターや看板を作り替えるよりコストは抑えられるはずです。また、リースや機材のレンタルで初期投資を少なくするという方法もあります。
そしてもう一点、ユーザーに少しだけパソコンや通信の知識があって欲しいということです。デジタルサイネージは機械である以上様々なトラブルに見舞われる可能性があります。ポスターが破れたから貼りなおす、というような物理的解決法で済めばよいのですが、トラブルの多くは通信や配信用データの互換性に問題があるケースが多いからです。
ポイントだけ知っておけば、ちょっとしたトラブルでいちいち業者を呼ぶ必要もなく、余計な費用を払う必要もなくなります。
【今日のまとめ】
…ということで今回はデジタルサイネージの定義、2つの配信方法、導入のメリット・デメリットについて簡単に書いてみました。
なんとなく商業利用的な要素が強い書き方になってしまいましたが、最近ではコロナ禍のような緊急事態、災害時の情報伝達ツールとしてデジタルサイネージを活用する施策も増えてきました。今後はその活用事例なども紹介していきます。
※次回に続く